令和7年度技術士第二次試験

受験申込

すでに技術士一次試験に合格されている方で技術士二次試験を受験される方は、
受験申込書の締め切りが

(1)郵送受付 令和7年4月1日(火)~4月16日(水)
(2)WEB受付 令和7年4月1日(火)9:00~4月15日(火)17:00

となっているようですので間に合うように提出を済ませてください。

日程

日本技術士会のHPに行きますと、令和7年度技術士第二次試験 実施案内があります。

その案内によりますと下記の日程で行われます。

筆記試験日
総合技術監理部門を除く技術部門 
令和7年7月21日(月・祝)

筆記試験合格発表 
令和7年11月上旬

口頭試験(筆記試験合格者のみ) 
令和7年12月上旬~令和8年1月中旬のうちの
あらかじめ受験者に通知する日

口頭試験合格発表
令和8年3月中旬

現時点で大切なこと

 今日は4月7日(月)です。締め切り(郵送:4月16日(水), Web:4月15日(火)17:00)まで一週間です。
 「受験申込書をなんとか埋めたので安心した」と思って花見をした人は要注意です。
 この一週間を無駄にしないことです。

受験申込書には実務経験証明書があります。
そこには、
1)業務経歴
2)業務内容の詳細
を記載する個所があります。

 上記1)は、12月上旬の口頭試験と深く関係しています。
 面接は20分程度、試験委員は二人、で行われます。
 そこでは受験申込書の業務経歴について試験委員から質問による内容確認が行われます。
 試験委員が納得するまで聞かれます。そこに余計な時間を費やさなくてよいように、業務経歴は説明しやすい書き方をしておきましょう。
 そこの確認がスムースに進めば、皆さんの能力や業務に関する質問に十分な時間を使えます。
 技術士は高等な課題を扱います。高等という意味は、相反する因子をもつ課題の解決、です。
 上記1)の業務経歴の中で、相反性能の両立、が含まれているものがあれば、それに○をつけ、その詳細を上記2)で簡潔に説明するとよいでしょう。
 上記2)の個所で力が入ってプロジェクトXのようなことを懸命に書きたくなりますが、私の考えでは、下記の項目をスッキリと書くことです。月へ行くのもネジを適切に締め付けたかということも同等の重要さです。従って取り上げる業務は任意です。
しかし、その内容を記述する際には、コンセプトをもって書くことが重要と考えます。

ア)技術士が扱うに足りる相反因子①を含む課題であり、あるべき姿②、現状とのギャップ③の簡潔な説明
イ)①に関わるステークホルダー④の説明と自分の役割⑤の明示
ウ)③を、④に向けて、技術、コミュニケーション、リーダーシップの視点から⑤の立場で如何に解決したか
エ)解決内容の評価をし、次にやるべきことを課題やリスクとして抽出している

 この内容が書かれていれば皆さんを、すでに自立した技術士としてみることができますね。
 皆さんが技術士として仕事を始めたとき、誰でもできる仕事では自分のところへ依頼が来ません。仕事が来たらそれをうまく次の仕事につなげる。それができなければ技術士として生活できませんね。

技術士試験で困っている人はエイチエム工学教育研究所へ

 技術士試験を指導してくれる機関はたくさんあります。準備は早ければ早い方が良いので、気になる機関に相談し、セミナや通信指導を受けることをお勧めします。

 しかし、そこの指導を受けても、今一つ、よく呑み込めないといったことがあると思います。
 そういった方の中で、技術士二次試験で何か相談したいことがある人は、当サイトのコンタクトからメールでお知らせください。
 技術士一次試験の受験を思い立ったが、どう進めればよいかわからないといった方も当サイトのコンタクトからメールにてお知らせください。
 毎年技術士試験を受験をするけれども毎回不合格となるといった方も当サイトのコンタクトからメールにてお知らせください。
 今年こそは合格を確実にして、来年は花見をゆっくりと楽しめるようにしませんか。

 
 
 

 

 

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