ガウスの足し算をPythonで
前回、当研究所のブログで紹介したガウスの足し算を覚えていますか。
1+2+3+4+5+6+7
を計算する場合、上の式の真下に、逆順に並べた数字を書いてみます。
7+6+5+4+3+2+1
これをみると、(1+7)が7列ならんでいるのがわかりますね、
そこで、(1+7)×7を計算し、その半分をとることで、和は28であることがわかりますね。
今回はこの計算をPythonでやってみます。
Pythonをインストールしてないのでできないと思った方は、Google Colabpratoryが使えます。
Google ColaboratoryでPythonを動かす方法は、例えば、
「マンガでざっくり学ぶPython」著者・監修 クジラ飛行机 株式会社 マイナビ出版
をご覧ください。
実際にやってみた結果を以下に示します。
方法を3通り、示しました。
- 足し算「+」を使って、そのまま、素直に式を記述する
- (1+7)と7を掛け算「*」を使って掛け合わせ、割り算「/」を使って、2で割る
- Pythonの繰り返し機能を使う
3番目の方法を実施する前に、数字の動きを確認しています。それは、for i in range(7) のところです。これを実行すると、iは、0から始まって6で終わりることがわかります。
この観察結果をもとに、3番目の方法では、i+1は、1から始まって7で終わるので、
sum=sum + (i+1)
という形にしています。

いかがでしょうか。
当研究所では、Pythonを使った教育を行いますので、参加をされる方は、その準備として、Google Colaboratory とPythonの基本的な使い方を、練習しておいてください。